2016
06.05

PEラインの潤滑剤について

商品紹介

PEラインを摩擦やキズから保護して長持ちさせるためのコーティングでもあり、滑らかな滑りで飛距離を伸ばして結び目ができにくくするための潤滑でもあり、コーティング剤とか潤滑剤とか呼ばれているスプレーがあります。

代表的な商品に釣具店で「PEにシュッ!」という商品が販売されていますが、『安くて良い品』をモットーにしている私にはちょっと手を出しにくい商品です。

こちらは私がこの冬、潤滑剤を使わずにアジングに使っていたラインです。

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写真ではちょっと分かり難いですが、元々オレンジ色のラインでしたが色抜けして白くなっています。おまけに何度も結び目ができたりとライントラブルに見舞われました。コーティングもせず、滑りも悪いまま使っていたのでライントラブルが起きていた訳です。

1g前後のジグヘッドを投げるので飛距離もこんなものか、風があったらラインがフワーッとなるから絡むよねと思っていました。その結果、真っ暗な寒い冬の海で結び目ができてしまったラインを解いたり、引っ張り出してカットしてラインシステムを組み直したりと無駄な時間が多々ありました。

『PEラインには潤滑剤を噴霧しておいた方が良い。いや、必要だ!』と思いました。

そこでネットで検索してみると、「PEにシュッ!」はフッ素系のようです。そして、ワコーズ(WAKO’S)の「ラスペネ」という商品もフッ素樹脂配合ということで代用商品として使われている方もおられるようです。
「PEにシュッ!」の滑りはヤバイとの記述もありましたのでラスペネの体感は若干下がるのかもしれませんが、どちらも使っていないので何とも言えません。

また、呉工業(CRC)のシリコンスプレーを使っている方もおられるようですが、「PEにシュッ!」がフッ素系なのでフッ素系の商品にこだわってみたいと思います。

●モーリス社のVARIVAS「PEにシュッ!業務用」(容量320ml ¥3,500)という製品ですが商品説明書きには次のように書かれています。
“ラインコート剤の定番中の定番「PEにシュッ!」のお徳用ボトル。摩擦係数が減ることにより、スムーズなキャスティングと抜群の飛距離を実現。ラインの劣化、ライントラブル、ガイドの磨耗も低減。ナイロン、フロロカーボンにも最適です。”

●WAKO’S社の「ラスペネ業務用」(容量350ml ¥1,900)の商品説明書きには次のように書かれています。
“強力な浸透力と防錆性を有するフッ素樹脂配合の浸透潤滑油剤。360°すべての傾きで噴射可能な特殊バルブと折りたたみ式ノズルを採用、遠距離や狭い場所へも容易に噴射できます。水置換性なので水に濡れた状態でも効果を発揮します。噴射剤にCO2を採用し内容量を極限まで増大した業務用タイプです。”

という訳で、ホームセンターに買いに行っても置いてあるか分からないのでAmazonでラスペネを購入したのですが、ネットで評価されているラスペネのスプレー缶には「フッ素系樹脂配合」の文字が刻まれています。でも、届いたスプレー缶はパッケージが違っていて「フッ素系樹脂配合」の文字がありません。メーカーのホームページからカタログを見てみると無臭性浸透潤滑剤として掲載がありました。業務用とコンパクトサイズの説明書きには表示があるんだけど・・・、ガスが違うだけで同じだよね。きっと・・・。
(右下のRP-Lと書かれているのが届いたラスペネ)
RP-L

エギングに使っているDAIWA CREST2506Hに吹きかけてみました。どんな感じになるのか試してみます。

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そして、新しく買った3000番台のリールにもPEラインを巻くときに使ってみよう。

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