06.10
シーロード八幡浜で小鯛が3桁釣れている釣果情報を見たので釣ってきました
【釣行場所】
八幡浜市 シーロード八幡浜
シーロード八幡浜のホームページを見ていたら連日、小鯛が200尾余り、150~160尾、70尾、31尾と書かれていました。
まあ、10~15cmぐらいの小鯛だろうと思ったのですが、そんなサイズのことを記載するかなと思い、電話をして聞いてみました。
すると、小鯛のサイズは20~25cmということが判明。しかもサビキ仕掛けで釣れるらしい。そして養殖イケスの網が破れて逃げ出したということでまとまった数が釣れていることも納得。
日ごとに釣られたり、移動したりで少しずつ数が減ってきているし、行くなら早い方が良いとの判断で行ってきました。
メンバーに声を掛けてみたところ、平日なのでみんな仕事。前々からマダイを釣りたいと言っているカヨちゃんが行くことになりました。釣れ具合や仕掛け等を確認した上でメンバーの方が休日に行ければと思っての釣行でした。
シーロード八幡浜の営業時間は7~17時で受付は6時45分ごろからということで、6時30分を到着予定として逆算するとナビで1時間45分掛かるように表示され、途中、釣具店でエサ購入とコンビニに寄ることも考えれば4時半ごろには出発しなければならない計算です。
前日は3時まで事務所で仕事をしていたので家に帰ったのが3時半前。それから準備をしていたら4時を過ぎてしまい、寝ないまま出発してカヨちゃんを迎えに行くことになりました。
双海の辺りは濃い霧の中を走り、旧保内町のコンビニで弁当を買って到着したのが6時40分。既に6~7台の車が停まっており、中に入って釣りの準備をしている人もいました。
とりあえず、何も分からない状況ですので管理人さんに、イケス周りのどの辺りでよく釣れているのか、水深やタナ等を聞いて釣り座を決めました。北東の角付近が良いらしく、水深は約20m、タナは底から3mぐらいまでらしい。多い日には1人で50~60匹釣り上げていたそうです。
棒ウキを付けてサビキ仕掛けやカゴ仕掛けの人、ウキ無し足元でサビキ仕掛けの人がいました。状況に寄って変更していけば良いので私たちもタナを探るため、ウキ無しで足元でサビキ仕掛けにしました。
7:00、第1投目は底に着底するとすぐにアタリがあり、上げてみると縞々模様のイサキの子ども。水面近くにはたくさんの6~7cmのスーパーゼンゴと20cmぐらいのハマチの子どものような魚がいました。
ジャミカゴが水面に入った瞬間に、このスーパーゼンゴがワァーと飛びついてきて仕掛けを落とし込む前にサビキ針に喰い付いてしまうし、底まで落ちてもイサキの子どもがすぐに喰い付いてきます。これだけの数の魚がいるのはすごいことですが釣りになりません。
底まで落としていたらギューンと引っ張られ、まあまあ重たいのでやっと釣れたかなと上げてみるとミラクルなイサキが・・・。きっと海底でもワァーと集まって来ているんでしょうね。
8:35ごろ、着底と同時に大きめのアタリであわせるとズッシリとした重みがあり、上げると待望のマダイ。見た目で25cmぐらい。
気を良くして仕掛けを投入するが、スーパーゼンゴとイサキ悩まされた。
9:10ごろ、カヨちゃんが竿を曲げていた。上がってきたのは25cmクラスの良型グレ。
9:25ごろ、またまたカヨちゃんが竿を曲げていて、上がってきたのは25cmぐらいのマダイ。
「ヤッター!嬉しい!」と連呼していた。
地合いのようだが後が続かず。
何故か20mもある底の方で釣れるカタクチイワシがサビキに掛かった時に水面付近を泳がせてみると、あのハマチの子どもに見える魚が果敢にアタックしてきた。そのうちにカタクチイワシの頭に喰い付いた時にハリが掛かって釣り上げれた。やはりハマチの子どもで、この辺りでの呼び名はバジロというそうです。死んだカタクチイワシや切り身では興味は示すものの喰い付いてこない。逃げまどう生き餌でないとダメなようだ。
11:20ごろ、再びミラクルが発生(笑)
頭隠して尻隠さずなイサキちゃんです。
12:25ごろ、東向きに釣っていた人が大型魚を釣り上げ、名称が分からない様子。見に行くと70~80cmぐらいのホシスズキでした。私も実物を見るのは初めて、スズキに似ているけど体型、特に顔つきが異なっています。名称の由来である黒い点々がありました。
15:10ごろ、立てかけておいた竿を見ていると、竿先がグッ、グゥーと引き込まれたのであわして上がってきたのは・・・。イカ?ヒラメ?に背中と皮を囓られてズタボロのゼンゴでした。イカが抱きついて移動しようとしたのかな。
表層に小サバが回遊するようになったので、持っていたジグで遊んでみました。バジロも反応は示すけど喰い付いてきませんでした。
魚種・魚数が多く、何かしら釣れていたので楽しい1日でした。
小鯛に関しては、午後からは15~20m沖に棒ウキで狙った方が釣果が伸びている感じでした。
上手に釣られていた北東角の方は、ピンクスキンのサビキ仕掛けのハリに1,2個オキアミを付けて釣られていました。ジャミカゴは船釣りで使う15~20号ぐらいの大きめのものとサヨリ釣りに使うこぼれる量が調整できる撒き餌カゴの大きいものを使っていて、スーパーゼンゴを交わすためと20m底まで撒き餌を届かせる工夫ですね。どちらも底カゴです。15~20匹ぐらいは釣られていたと思います。
3番の浮き桟橋は冬の大時化で沈んだままでした。
帰りに長浜新港と下灘漁港に寄ってみましたが、平日であったり、干潮時間であったりしたので釣っている人はいませんでした。
バジロを刺身にしてみましたが、脂は全然のっていなくてモチモチした食感・・・、狙って釣るより大きくなってから釣った方が美味しくいただけると思いました。
【釣行日】
平成28年6月10日
※釣り時間 7:00~16:30
※釣り場まで1時間45分 60km
【潮汐表】
宇和島港(中潮)
高潮 10:21 23:44
低潮 4:50 16:50
【釣果】
マダイ 15~17cm,25cm,26cm 5匹
グレ 25cm 1匹
アジ 22cm 1匹
バジロ(ハマチの子) 18~22cm 13匹
その他(アジ、サバ、マイワシ、カタクチイワシ、イサキ等の幼魚) 多数
【仕掛け】
サビキ釣り
ハリ 5号、6号
ハリス 0.8号、1.0号
カゴオモリ 8号、10号